活動報告

2月定例会厚生常任委員会

3月に入っても東日本を中心に降雪が見られた地域がありましたが、熊本の今年の冬は暖かく過ごしやすい日常だったように思えています。

さて蒲島県政での最後となる2月定例会が2月補正予算、令和6年度当初予算を含む全ての議案を可決し、3月4日に終了しました。

次に厚生常任委員会に付託された議案等について説明します。まず能登半島地震への対応は県庁挙げて行っているところですが、健康福祉部では医師や保健師、薬剤師等で編成する災害時健康危機管理支援チームを輪島市に、仮設住宅支援職員を石川県庁へ、獣医師も派遣し避難所へのペット同行避難や一時預かり等に係る対応をしています。既に52人の職員が派遣され、健康福祉分野での被災地への支援が実施されていますが、これからも継続していくことになっています。

次に2月補正予算での新規事業について

①認知症基本法理解促進事業(5,000千円)…法理念の普及啓発等

②訪問看護物価高騰緊急支援事業(28,800千円)…影響を受けた小規模訪看ステーションに対する一定期間の運営経費支援

③性被害防止対策支援事業(認可外保育施設等3,975千円、障がい児入所施設等4,425千円、児童養護施設等450千円)…性被害防止対策に要する経費

④ICT化推進等事業[認可外保育施設分](2,700千円)…ICT導入に係る経費

⑤困難に直面する学生等へのアウトリーチ支援事業(9,875千円)…生活支援物資の配布や相談員の配置

⑥電子処方箋の活用・普及促進事業(46,348千円)…導入する薬局に対する助成

⑦障害福祉分野のICT・ロボット等導入支援事業(14,402千円)

などとなっています。

次に令和6年度当初予算での新規事業としては

①新興感染症対応力強化事業(100,000千円)…新興感染症発生時に速やかに対応する協定締結医療機関の施設・設備整備について助成

②妊産婦等生活援助事業(40,185千円)…家庭生活に困難を抱える特定妊婦と出産後の母子等の支援

の2事業のみとなっていて、他は必要と考えられる継続事業での予算となっています。知事改選後に新規事業は出てくると考えています。

次に報告事項として①第8次熊本保健医療計画概要(案)、②第4期熊本県における医療費の見通しに関する計画、③第9期熊本県高齢者福祉計画・介護保険事業支援計画の概要、④新たな動物愛護センターの概要などが報告されています。

令和6年度も厚生常任委員会、高速交通ネットワーク整備推進特別委員会、議会運営委員会に所属し、活動していきます。

ご指導の程よろしくお願いします。

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