初詣
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
令和7年(乙きのと巳み)がスタートしましたが、全国的に見ると例年となっている異常気象の影響か日本海側を中心に豪雪による被害が発生している地域が多数あり、大変な思いをしながらの新年となっている方が大勢いらっしゃいます。心よりのお見舞いを申し上げると共に、1日も早い復旧を願うばかりです。しかし、熊本は穏やかな正月を迎えていて、私は例年通り元日早朝に地元の健軍神社を参拝し今年1年間のお願いをして、2日から仕事を始めました。また、昨年12月頃より流行していたインフルエンザが年末年始に急増し医療機関は大変な状況となっていますが、流行が収束するまで耐えて仕事に従事していくしかなさそうです。
さて、県政は昨年誕生した木村知事の「くまもと新時代共創基本方針」として、こどもまんなか熊本の実現、地域活力に不可欠な人材の育成、農林畜産業をはじめさまざまな産業の振興、経済と環境の両立、安全安心の地域づくりなどあり、これらの実現に向け議会や県民との議論を重ねて行くことになります。加えて県の課題となっている主なものとして熊本地震からの創造的復興、令和2年の県南を中心とする豪雨災害からの復興、熊本市および周辺地域での慢性的交通渋滞の解消、TSMC進出に伴う光(県経済発展による果実の県内分配など)と陰(農畜産業への影響、交通渋滞拡大など)があり、対策を確実に進めて行く必要があります。
次に昨年、石破政権が誕生しましたが、少数与党となったため政権運営が難しくなっています。また、1月20日にはトランプ氏が2回目のアメリカ大統領に就任することで株価・為替がどうなるのか心配していますし、在日米軍の費用負担増や様々な分野で負担を求めて来ることも考えられ、政府の的確な対応が必要と考えます。
次に我が国の安全保障環境はさらに厳しくなっています。とくに南西方面での中国・ロシアの活動は活発化し近い将来での台湾有事が懸念される状況を作り出しています。また、北朝鮮はICBMなど種々な種類のミサイル発射を繰り返していますし、ウクライナへのロシアの侵略戦争に軍隊を参加させてロ朝関係を強化しています。我が国としては中国、ロシア、北朝鮮に毅然とした対応をすべきで、QUAD(日米豪印)や英国・フィリピンなどの民主主義国家との連携を強化するとともに日米防衛協力を中心に防衛力強化を進めて行く必要があり、このことが有事を引き起こさせない方法と考えます。
今年が災害や事故がない1年となることを願っています。ご意見、ご要望等は遠慮なく事務所へ連絡ください。対応します。
初詣