活動報告

年頭にあたって

高雄市長と懇談

明けましておめでとうございます。

令和6年(甲辰)も医療・介護・福祉の現場の声を県政・国政に反映できるよう頑張っていきます。

さて、元日の午後4時10分頃に能登半島でM7.6、震度7の地震が発生し、大津波警報も発表され、テレビの画面が災害報道一色に切り替わりました。建物倒壊、道路崩落、土地の液状化現象、電気・水道・ガス等のライフライン寸断、津波被害などが映し出されていて、約8年前の熊本地震の状況が思い起こされました。また、熊本地震と違うのは1月で寒さが厳しく、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の流行中で感染リスクが高くなっているなど、被災者を取り巻く状況は熊本以上に大変だと思われます。

なお、発災直後の1月2日現在の死者は48名、建物倒壊多数、避難者27,785人、停電約32,600戸、断水15市町となっていますが、被害の全体像がわかるにつれ死者は200人超、行方不明も300人以上となり、加えて多数の孤立地域が出ているなど、甚大な被害となっています。熊本地震の際に支援してもらった一県民として、何らかのお返しが出来ないものかと考えています。

また2日午後5時47分頃に羽田空港で、能登半島地震に物資を搬送する途中の海上保安機が日航機と衝突し炎上、海保機搭乗の5名が死亡、日航機搭乗の乗客乗員379人は奇跡的に脱出しています。まだ原因は不明ですが、大変残念な事故が発生しています。

話は変わりますが、12月定例会に提出可決された議員提出、委員会提出議案を報告します。

(1)診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬・保育等の公定価格において社会情勢に応じた適切な対応を求める意見書

(2)国土強靱化対策の着実な推進を求める意見書

となっています。

また、12月定例会終了後20日~23日に台湾へ議員団で訪問し、熊本県企業と台湾企業の窓口となっている肥後銀行台北事務所および県が委託している熊本・台湾ビジネスサポートデスクでビジネスの現況、台湾の商習慣、政治等についてレクチャーと意見交換を行っています。次に2017年友好交流協定を締結している高雄に移動し、高雄市政府がTSMCに供用する工場跡地を視察。2025年下半期に完成し2026年から量産化予定となっています。次に陳其邁(ちんきまい)市長(医師)を表敬し、現在休止したままとなっている高雄-熊本便の再開の可能性について情報交換、その他熊本県・高雄市との交流の深化等についてさまざまな分野について意見交換を行っています。次に高雄市議会康裕成議長を表敬し、議会間の交流を今まで以上に盛んにしていこうとの話になりました。

コロナ禍で久し振りの台湾訪問となりましたが、現地で直接話を聞き、肌で感じ、目に入ってくる情報は、やはり得がたいものでした。TSMCの進出もあり身近になった台湾との関係がさらに良いものとなり、県経済の発展に繋がるようにしていく必要があります。

次に3月7日告示、3月24日投開票の知事選に向け忙しくなりますが、県勢発展のため自分が信じる候補を応援していきます。今年も1年よろしくお願いします。

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