活動報告

8月線状降水帯災害

7月の参議院選挙大敗の責任について総裁辞任論が出て、総裁選前倒しの是非が議論されていた中に9月8日石破首相が退陣を表明され、自民党内の分断が何とか食い止められましたが影響は残ると考えられます。

今後は総裁選が9月22日告示、10月4日投開票の予定で実施され、新たな総裁が選出されますが、少数与党のため他党の協力が得られなければ首相にはなれないので、誰が選出され、どのような枠組みで国政が動いていくのか不安に思っています。また、厳しい経済・労働環境にある医療・介護等の社会保障関係現場への対応を心配しています。

今年は「戦後80年」を迎えていて、8月15日に午前中は護国神社の慰霊祭に参列、正午には県主催の戦没者追悼式典に出席し、祖国を思い祖国のために亡くなられた先人の方々に感謝の気持ちを伝えるとともに不戦の誓いを心新たにしています。

次に8月10日からの大雨にかかる被害状況について、人的被害は死亡4名、安否不明1名、住家被害は全壊18棟、半壊1,448棟、一部破損3,692棟、床上浸水1,866棟、床下浸水1,120棟、また、道路、河川、農地、農業用施設、公共交通、医療・社会福祉施設、教育施設等の社会インフラや商工業、農林水産業、観光業等に甚大な被害が生じています。

被災地域の一日も早い復旧・復興が実現できるよう、8月23日に県選出国会議員、県連所属比例国会議員と県知事、県執行部や議長・副議長、自民党県連役員等で意見交換会を実施し要望事項を取りまとめ、8月23日に官邸、自民党本部等に要望活動を行っています。

今回の災害に対し8月補正(知事専決処分)8,580百万円が計上されています。事業内容としては、

Ⅰ.被災者の救済、生活支援 5,315百万円…

1.災害救助等の実施…応急仮設住宅の供与、住宅の応急修理、災害弔慰金、災害見舞金の支給など 

2.被災者等への生活支援

Ⅱ.産業復興支援 211百万円…

1.営農再開に向けた支援…生産資材等の調達や農業用機械の修繕等に要する経費

Ⅲ.社会・産業インフラの機能回復 3,004百万円…

1.公共土木施設の復旧等、

2.農林水産業関連施設の復旧等…排水機場の応急復旧、山地災害復旧、

3.その他施設の復旧等…県立学校、警察施設の復旧等

Ⅳ.その他 51百万円…

1.鉄道の被災に伴う通学者等への支援…肥薩おれんじ鉄道が行う代替バス(八代~日奈久温泉間)運行経費

となっています。

9月定例会は9月16日~10月7日の日程で開催され、22日、24日代表質問、24日午後、25、26日一般質問、30日特別委員会、10月1日、2日常任委員会となっています。予算関係8件、条件関係4件など議決案件57件、報告事項34件が上程されています。今回の災害や県政課題等について議論されると思います。本会議、委員会での傍聴は可能です。

なお、大雨に関する情報は被害情報、復興支援情報(相談窓口など)等が県ホームページで確認できます。必要な方は利用してください。

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