10月に入っても気温が日中30度を超える日もあり「うんざり」していますが、その内に涼しくなるだろうとあきらめ気味に日々を過ごしています。
9月定例会は全ての議案を可決し、10月4日に閉会しました。定例会の会期中に自民党の総裁選があり、9月27日に石破 茂新総裁が誕生し総理に就任されましたが、国民に「信」を問うとして10月9日に衆議院を解散し10月15日告示、10月27日投開票で選挙が実施されることになり、選挙対応で突然忙しくなっています。自分が置かれている立場で前向きに努力して良い結果が出るよう願っています。選挙は短期決戦のため、この原稿が皆様の目に触れる頃には結果が出ていると思いますが、どのような結果になったとしても、それがその時の民意と考え政治に県政に向き合っていきます。
さて、厚生常任委員会で報告があった「こどもまんなか熊本・実現計画」策定について概要を報告します。計画期間は令和7年度~令和11年度までの5年間、目指す姿は「こども・若者がキラキラ輝き、県民が家庭や子育てに夢を持てる熊本」とし、重要施策
①こどものライフステージに応じた支援…幼児教育・保育の質向上、放課後児童クラブの受け皿整備等、
②若者の夢が実現できる環境整備…雇用と経済的基盤の安定のための取組み等、
③希望を叶える結婚・妊娠・出産への支援…不妊治療等の支援、産後ケアの広域的な利用の検討等、
④あらゆる家庭のニーズに応じた子育て支援…安心して働ける職場環境づくり、ひとり親家庭への支援等、
⑤特に支援が必要な子どもへの支援…こどもの貧困対策、障がい児・医療的ケア児等への支援等、
となっています。今後多くの意見を聴取し内容が決まっていきます。
次に可決された意見書(委員会提出)は
⑴私学助成の充実強化等に関する意見書…ICT環境の整備、学校施設の耐震化、記録的猛暑に対応する空調設備等への支援、生徒の海外留学経費への支援拡充、外国人生徒受入れへの支援拡充など
⑵独立行政法人福祉医療機構が行う、社会福祉施設等の退職手当共済制度に係る公費助成の継続を求める意見書…保育所等に対する公費助成を継続。なお、介護分野、障害分野はすでに廃止されている。
⑶再生可能エネルギー施設等に係る不安解消及び自然環境との共存を求める意見書…老朽化および破損した太陽光パネルの管理・処分、リサイクル、危険性等について、
となっています。
これからも県政諸課題の解決に、全力を尽くしていきます。当然、医療・介護・福祉分野も同様に努力していきます。現場の声をお寄せください!!