活動報告

くまもとサイエンスパークビジョン

新緑の健軍神社

天候に恵まれたゴールデンウィークとなり皆様は、どのように過ごされましたか。私は老健の勤務医を兼ねていて休みもなく普通の日常となっていましたが、企業などが休みのため交通渋滞の発生が減少しストレスなく通勤できたのが唯一の救いでした。

さて、2月定例会終了後の活動について報告します。まず、定例会で採択された「地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める意見書」を自民党消費者問題調査会 船田 元会長、消費者庁、財務省を訪問し直接手渡しして、内容につき意見交換するとともに要望活動を行っています。一番の問題は財政支援の期限が来ていて、このまま支援がなくなれば全国の地方自治体の消費者問題に対応してきた窓口が閉鎖されてしまうことです。国会で財政支援の継続拡充が認められることを願っています。

次に県と「友好交流協定」を締結している台湾高雄市の林副市長と幹部職員が来熊され、竹内副知事、議長と共に「熊本―台湾議連」の会長として対応しています。TSMCは高雄に進出していて、熊本同様に第1棟は完成し、第2、第3棟の建設が進められ、2ナノなどの先進的なプロセスの半導体を生産することになっています。さらに第4、第5棟の建設も予定されています。TSMC 進出による水、電力、人材、交通渋滞、環境問題、サイエンスパーク構想などの共通課題を抱えて、互いの対応状態について意見交換しています。

くまもとサイエンスパーク推進ビジョンの基本理念は分散型サイエンスパークとし、

①半導体関連企業や半導体を使うユーザー企業の集積、

②新たな産学官連携拠点「イノベーション創発エリア」の整備、

③「パークマネジメント法人」の設立、

④半導体人材育成に特化した大学・研究機関の誘致、

⑤学生・企業・研究者が共同で利用できる施設の整備

を考えています。

将来展望として、まずは「県内全域への波及」ですが、TSMC進出の経済波及効果の最大化には地場中小企業の半導体サプライチェーン参入が必要で、そのための支援事業(22百万円)が予算化されています。参入へのハードルは高いですが、県内企業の頑張りに期待しています。次に「九州内の連携」、その先に「東アジアを代表する

次に4月21日に2月定例会で選任された委員で当初予算に対する厚生常任委員会が開催されています。主な施策として「こどもまんなか熊本の実現」、「健康長寿社会の実現」などをテーマとした基本方針を踏まえた事業が考えられています。これらの事業が県民にとり適切で効果的となるよう、委員会の中で議論していきます。医療・介護・保育等の現場の声をお聞かせください。施策の参考にします。

7月には政権選択選挙になると言われる参議院選挙が実施されます。結果によっては県政に大きな影響が生じる可能性があります。地方区、比例区ともに支持する候補者の名前を記入してください。自民党への逆風の中での選挙で、私にとって大変厳しいものになることが予測されますが、全力を尽していきます。

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