2月初めの衆議院議員選挙期間の寒さは、3月に入り徐々に薄らぎ日中は暖かく過ごしやすくなっています。さて、今回は2月定例会に提出されている令和8年度当初予算の事業について報告します。
予定議案は54件で、予算額935,336百万円で前年度から905億円の増となっています。なお、熊本県は平成28年熊本地震から10年を迎えましたが、加えて令和2年7月県南を中心とした豪雨災害、令和7年8月の線状降水帯による豪雨災害と災害が続いており、県財政も厳しい舵取りが求められています。
⑴熊本地震への対応は平成28年度~令和8年度当初予算(88億円)までの累計額は1兆920億円
⑵令和2年7月豪雨災害への対応は令和2年度7月補正~令和8年度予算(121億円)までの累計額3,381億円
⑶令和7年8月豪雨への対応は令和7年度8月専決~令和8年度予算(330億円)までの累計額は875億円になっていますが、創造的復興が成し遂げられるまで全力を尽くしていきます。また、厳しい県財政に対して知事は令和8年度予算編成方針でスクラップ・アンド・ビルドの徹底を指示し、各課事業の見直しを実施した結果、削減効果額は一般財源ベースで10億円となっています。
Ⅰ.くまもと新時代共創総合戦略の推進に必要な新たな取組みとして、
①各産業における人材確保の取組み(62百万円)…福祉・製造業・建設業などの人材確保、
②くまもとDXグランドデザインの推進(50百万円)…DXコンソーシアム運営、中小企業・大学生を対象としたDX人材の育成強化等、
③熊本県立大学に対する支援(1,868百万円)…令和9年4月開設を目指す半導体学部(仮称)の設置、
④県立高校のあり方の検討(5百万円)…協議会の開催などに要する経費、
⑤新アリーナ・新野球場の整備推進(113百万円)…基本計画の策定や整備手法・事業費の精査等、
⑥こどもの歯の健康づくりに係る取組み(70百万円)…新たに溶液タイプのフッ化物洗口液を活用、
⑦地域公共交通の維持・確保(265百万円)…公共交通の利用促進・利便性向上に資する取組みに要する経費、
⑧障がい者の社会参加促進に向けた取組み(7百万円)、
⑨多文化共生に向けた支援(32百万円)…外国人サポートセンター運営、外国人への日本語教育体制構築等
Ⅱ.その他主要な取組み、
①熊本都市圏の交通渋滞解消に向けた取組み(17百万円)、
②サイクルツーリズムの推進・拡大(1,234百万円)…自転車の走行環境等の整備、ツール・ド・九州開催等、
③運動公園駐車場の整備(509百万円)、
④川辺川ダム等の治水対策や防災・物流拠点となる港湾の整備(5,815百万円)…川辺川ダム建設や河川改修などの国直轄事業に対する負担金、八代港・熊本港の整備、
⑤いわゆる教育無償化への対応(19,915百万円)…高校無償化および給食無償化、
⑥熊本県立美術館開館50周年記念特別展の開催(22百万円)…「わたしたちのルノワール」「肥後のほとけと祈り」開催などの議案が提出されています。
来月より新たな令和8年度に入ります。県議任期最終年となりますが、今までと同様に健康福祉部分野を中心に県政全般にわたって現場の声を聞き、反映させていきます。ご指導の程よろしくお願いします。





